平城京の守護のため、藤原氏の氏神を祀るために春日大社は創建されました。こちらの大社は全国にある春日大社の総本社でもあります。
主祭神の武甕槌命が白い鹿に乗ってやってきた、という言い伝えからお社では「鹿」を神様の使いとして扱っています。奈良公園の野生の鹿が大事にされているのも同じ理由です。
春日大社の敷地内にある「夫婦大国社」は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と須勢理姫命(すせりひめのみこと)を鎌倉時代から一つ屋根の下で一緒に祀っており、縁結びや夫婦円満のご利益があると言われています。
春日大社の人気の理由
ご夫婦神で祀られている寺社はほかにもありますが、大国主命と須勢理姫命が夫婦で祀られているのは春日大社だけで、その理由からも人気のあるスポットとなっています。
夫婦大国社に祀られている須勢理姫命は、頭に洗濯用の桶を乗せ、手には“しゃもじ”を持っている姿です。ここで奉納するのはしゃもじの形をした絵馬で、願いを書いて奉納すると、良縁に恵まれ良いお嫁さんになれる、というご利益があります。
お願いごとの書かれたしゃもじが、夫婦大国社の前にはたくさん奉納されています。
縁結び効果は?春日大社の評判や口コミ


縁結びアイテム「結守」「鹿みくじ」
春日大社の縁結びのお守りは、恋愛成就の「縁結び守」の他恋愛だけでなく仕事運や金運など、すべてのご縁をつなぐ結文(手紙を結んだ形)の「結守」があります。
他にも神様の御使いであるかわいい白鹿の描かれた「白鹿守」もあります。おみくじも、お使いの鹿がおみくじをくわえている「鹿みくじ」で、そのまま机の上に置いてインテリアとしても飾れます。
お願いごとを奉納する絵馬はハート型で、二人の名前を並べて絵馬に書いて奉納すると結婚できる、という情報も!
しゃもじと絵馬を奉納し、縁結びのお守りを戴けば、結婚してよい奥さんになることができ、旦那様にずーっと愛されますね。
春日大社の基本情報やアクセス
・創建:768年
・御祭神:春日神(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の総称)
・鎮座:奈良県奈良市春日野町160
・電話/FAX:0742-22-7788 FAX:0742-27-2114
・公式HPのURL:http://www.kasugataisha.or.jp/
交通アクセス:
電車:JR大和路線・近鉄奈良線奈良駅より奈良交通バス(春日大社本殿行)春日大社本殿バス停下車、すぐ
車:名神高速道/京都南ICから京奈和自動車道経由約60分、京奈和自動車道/木津ICから南へ約7km
・地図/MAP